2月3日 耐寒ハイキング

神戸の山の女神「マヤさん」から鬼のいたずらに困っていると手紙が届きました。今日のカブ隊は寒さと厳しい山道を乗りこえ鬼退治に向かう事になりました。
「しんどい」「疲れた」「あとどんだけ？」などのナーバス言葉はNG。そのかわりに使っていいのは「気合いだ！」
布引の滝や貯水池ではまだまだ余裕。
汗で身体が冷えないよう上着を脱ぎ始めると半袖スカウトが続出。耐寒ハイキングならぬ大汗ハイキングとなりました。
葉っぱや木の実など自然物を集めながらどんどん登っていくと、「気合いだ！」と「余裕だっ！」の声が飛び交います。
今回の難所は稲妻坂と天狗道。
ジグザグに続く坂道や登りにくい岩場に遅れ出すスカウトも。
がんばれ、がんばれ、気合いだ！
20分遅れてようやく摩耶山に到着。暖かい味噌汁やカップラーメンで昼食を取りました。眺めのいいはずの展望台もぽつぽつ降りだした雨で海がかすんで見えました。
と、突然みんなの前に赤鬼出現！
よし戦うぞ！！
鬼は思いのほか弱く、自分がやられないよう奪っていた豆をあっさり渡してくれました。
鬼退治に成功し、また長い道を下山します。ペースはどんどん落ちて、ゆっくりゆっくり。でも確実に下っていきました。
1時間以上遅れてようやく近くの公園に到着。
今日の優秀組は1組でした。
と、なぜかまた鬼が現れ「今日のみんなはよく歩いた。がんばった賞をあげよう」と全員に参加賞が配られました。
デンコーチもカブ達のおしゃべりに根気よく付き合ってくれてありがとう。みんなデンコーチが大好きなんです！
今日はしんどくても辛くても、弱音を吐かずに頑張る事を少し学んだカブ隊でした。
隊長　太田